DIARY ESSAY 2
~ショパンゆかりの地、ワルシャワ~
滞在している寮からショパン音大まで歩いて約15分。
その途中にはショパンゆかりのスポットがたくさんあります。
レッスンの空き時間などに、セミナー生同士でめぐるには、絶好のコースです。
ショパン博物館内には、ショパンが最後に使ったプレイエル製のピアノをはじめ、2500点を超える関係資料、写真などが展示されています。
寮のすぐ近くにあるヴィドシキ教会。ショパンが高等学校の最終学年を迎えた1825年(ショパンが15歳)に、学校の日曜礼拝のオルガニストに指名されて、この教会でパイプオルガンを演奏していました。
1818年2月24日、ショパンにとって初めての公式演奏会となる、ワルシャワ慈善協会のコンサートに出演した場所です。現在は大統領官邸です。
1817年(ショパンが7歳)に、この宮殿にワルシャワ高等学校と王立ワルシャワ大学が開設されたため、ショパン一家はここへ引っ越して来ました。1827年までここに住んでいたそうです。現在はワルシャワ大学の学長事務所が置かれいます。
ショパン一家は1827年(ショパン17歳)にこのクラシンスキ宮殿に引っ越してきました。一家が住んでいた3階の一角は現在「ショパン家のサロン」と呼ばれる博物館になっており、一般公開されています。現在はワルシャワ美術大学の学舎です。
ショパンゆかりの場所には、ショパンの椅子が設置せれています。この椅子のボタンを押すとショパンの曲が流れます!椅子によって流れる曲は違うのであちこちでショパンの名曲を楽しめます。
ショパンの心臓が眠っている聖十字架教会。
39歳の若さでパリで亡くなったショパン。彼の心臓を姉のルドヴィカが、ショパンの遺言通りワルシャワに持ち帰り、現在もこの柱に埋葬されています。
ショパン音大のすぐ横にあるショパン博物館。最新の技術を駆使したモダンな博物館です。向かい側にあるガラス張りの建物は、国立ショパン協会で1階にはショパンショップがあり、ショパンの自筆譜や、ショパンの手の模型などたくさんのグッツが販売されています。