4年ぶりのみなとみらい公演 6月2日(金)開催
2013年8月、ポーランドの首都ワルシャワで開催されたショパン音楽大学ピアノセミナー。
そこで出会ったピアニストたちにより、帰国後結成したピアニストだけによる演奏家団体"MUZYKA CHOPINA"。
メンバーは日本各地から集まり、2014年1月、東京・府中の森芸術劇場ウィーンホールで開催された
当団体の初コンサートを皮切りに、すみだトリフォニーホール、横浜みなとみらいホール、軽井沢大賀ホール、
兵庫県立芸術文化センターなど、毎年各地でコンサートを開催し、今年で結成10周年。
2020年5月に予定していたみなとみらい公演は、
感染症のパンデミックにより開催中止となり、
その年の12月にはオンラインコンサートを開催。
コロナ禍以降開催できなかった生のコンサートが今回約4年ぶりに開催決定。
2014年府中の森芸術劇場にて
第16回目となる今回のコンサートでは、ショパンの名曲とともに、
ウィーンで活躍したシューベルトの作品もお届けします。
ピアノを最大限に歌わせるショパンとシューベルトの音の世界を、
ショパンがポーランドからウィーンへ、
そしてパリへと旅立った軌跡を巡りながらお楽しみください。
<出演>
<プログラム>
・シューベルト:4つの即興曲 op.90 D899
・シューベルト:ピアノソナタ 第13番 イ長調 op.120 D664
・ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
・ショパン:ピアノ協奏曲 第2番op.21 ~第2楽章(ピアノソロ版)~
・ショパン:英雄ポロネーズ 変イ長調 op.53 ほか
<プレイガイド> 2月4日発売開始
・横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000
(電話10:00~17:00/窓口11:00~19:00不定休)
・チケットぴあ 【Pコード233767】
先行予約受付中 ≪ご予約フォーム≫
2018年兵庫県立芸術文化センターにて
出演者プロフィール
◆ 木内 愛菜 Aina Kiuchi
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ科専攻卒業。2013、15、16年ポーランド国立ショパン音楽大学夏期ピアノセミナー受講。ディプロマ取得。修了コンサートに出演。山梨県清里を始め各地にてコンサートに出演を重ねながら、現在地元長野で定例のショパン協会主催コンサートやブライダル・ホテルで演奏を行っている。また地元ラジオ番組のパーソナリティーを約5年務め、オリジナル楽曲の創作も続けている。これまでにピアノを松島恵子、澤田紀子、奥村美佳、カジミエシュ・ギェルジョード、作曲を佐々木邦雄の各氏に師事。ショパン協会長野支部理事。
◆ 裾野 由佳 Yuka Susono
桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室を経て、同大学演奏学科ピアノ専攻卒業。ポーランド国立ショパン音楽大学に留学し、Kazimierz Gierzod(カジミエシュ・ギェルジョード)氏のもとで研鑽を積み、同大学研究科を修了。これまでに、草深寛子、藤山ゆり子、紅林こずえ、勝部裕子、Kazimierz Gierzod(カジミエシュ・ギェルジョード)の各氏に師事。2017、18年夏、ポーランド・ワルシャワのワジェンキ公園ショパンコンサートにて演奏。
◆ 長江 恵佑 Keisuke Nagae
昭和音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。東京学芸大学大学院修士課程修了。第8回ショパン国際ピアノコンクール in Asia アジア大会出場。第32回ピティナピアノコンペティション全国決勝大会F級ベスト賞。第63回、第64回全日本学生音楽コンクール北海道大会高校の部入選。第21回日本クラシック音楽コンクール ピアノ部門大学の部 全国大会入選。ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール・ガラコンサート2015に出演。ワルシャワで行われた2013年ショパン音楽大学夏期ピアノセミナーを受講し、ディプロマ取得。大学教授推薦の修了コンサートに出演。 2014年フランスのニース夏期国際音楽アカデミーに参加。 TBS日曜劇場「S-最後の警官-」にピアニスト役で出演。テレビ朝日金曜ナイトドラマ「漂着者」にピアノ指導で参加。日本クラシック音楽コンクール審査員。FILM SCORE PHILHARMONIC ORCHESTRA正団員。ピアノを久保由香里、田中宏明、三谷温、高澤ひろみ、椎野伸一各氏に、室内楽を國保真理、河野有香両氏に師事。現在、都内を中心に演奏活動を行う他、作曲、編曲活動、更には自宅を改装したプライベートスタジオによるレコーディング事業など、幅広い活動を行っている。
◆ 中野 裕子 Yuko Nakano
大分県出身。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。同大学大学院修士課程修了。2013、15、16年ポーランド国立ショパン音楽大学ピアノセミナーを受講。ディプロマを取得し、教授推薦による現地での演奏会に出演。2018年『楽興の時 in 中津 ピアニストのための室内楽セミナー』を受講。NHK交響楽団コンサートマスターの篠崎史紀氏の指導を受け、修了コンサートにて篠崎氏・元九州交響楽団首席チェロ奏者の原田哲男氏とピアノ三重奏を共演する。第16回別府アルゲリッチ音楽祭「大分県出身若手演奏家コンサート」、日本財団主催「ランチタイム・コンサート」等多数の演奏会に出演する他、各合唱団や声楽家の伴奏などアンサンブルピアニストとしても活動を行っている。
◆ 成田 未景 Mikage Narita
東京音楽大学音楽学部器楽ピアノ専攻卒業。2011年、2013年ポーランド国立ショパン音楽大学夏期セミナーにてディプロマ取得。修了コンサートに出演。これまでに、野口文恵、大田桜子、須貝尚子、B.カヴァラの各氏に師事。スタジオ♪ルリカケス主催。各地で演奏活動を行っている。
◆ 野澤 滋美 Shigemi Nozawa
大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。吉田順子、田中紀子、武岡登士子の各氏に師事。関西圏にて多数のソロ、連弾、2台のピアノ、ピアノコンチェルトや伴奏に出演。近年は「MUZYKA CHOPINA」のメンバーとして東京、横浜、軽井沢、地元兵庫でも演奏活動を展開。2005年、2013年、2018年ポーランド国立ショパン音楽大学にてセミナー受講。T.マナステルスカ、M.シュライバル、B.カヴァラ各氏のレッスンを受ける。ディプロマ取得。ピアノ教室「ノザワ音楽院」では多くの生徒の指導にあたる。ショパン協会関西支部会員。
◆ 村上 裕亮 Yusuke Murakami
くらしき作陽大学音楽学部音楽学科モスクワ音楽院特別演奏コース卒業。第8回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 全国大会一般A部門銀賞受賞。第16回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 一般部門全国大会第1位金賞受賞、アジア大会同部門銅賞受賞。2013、14、16年ポーランド国立ショパン音楽大学夏期ピアノセミナーを受講し、ディプロマ取得。教授推薦による修了コンサートに毎回出演。2011、13、14、19年に福山楽友協会管弦楽団と共演。2010年から毎年、地元・広島県福山市のリーデンローズにてリサイタルを開催し、毎回満席になり好評を博す。2016年7月に熊本地震チャリティーソロコンサートを開催。2018年にオールショパンアルバムをリリースし、ピアニストのフジコ・ヘミング氏が称賛のコメントを寄せている。2021年にNHK交響楽団のメンバーによる弦楽カルテットと共演。2022年にマリオ・コシック指揮、プラハ・ヴィルトーゾ管弦楽団と共演。これまでに、田村康子、羽原久美子、徳留勝敏、故杉谷昭子、ジョルディ・パロマレス、ウラディミル・オフチニコフ、ユーリ・スレサレフ、イェジェイ・ロマニウクの各氏に師事。現在、地元を中心に、東京、大阪、山口、熊本など各地で演奏活動を行っている。また後進の指導や、日本クラシック音楽コンクール、愛媛国際音楽コンクールなどの審査員を務める。2012年よりリーデンローズ登録アーティスト。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。日本ショパン協会関西支部会員。
◆ 渡邊 拓也 Takuya Watanabe
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科を経て、同大学大学院音楽研究科ヴィルトゥオーゾコース(ピアノ)を修了。独学にて作曲を行う。第18回NPO法人東北青少年音楽コンクール本選会にて最優秀賞、東北電力社長賞を受賞。ポーランド国立ショパン音楽大学夏期セミナーにて、ディプロマ取得。武蔵野音楽大学大学院入学時、福井直秋記念奨学生。奨学金を授与される。武蔵野音楽大学学内オーディションに合格し、武蔵野音楽大学管弦楽団と共に、ベートーヴェン作曲 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏。2018年 初のピアノリサイタルを行う。第2回バーゼル国際声楽コンクール本選にて伴奏者賞を受賞。2022年度より、東北青少年音楽コンクール審査員を務める。これまでに、ピアノを橋本昌子、手塚真人、大和田トモ、佐久間智子、西川美知子、岡野壽子の各氏に師事。また、M.シュライバル、A.v.アルニム、K.ゲキチの各氏のマスタークラスを受講。2022年度、河原忠之氏主催のGruppo Kappaにて、コレペティトール、ピアニストとして研鑽を積む。テレビ東京『つまり好きって言いたいんだけど』にて、ピアノ演奏映像吹き替え担当。ResonanCe(レゾナンス)、Il Gorilla(イル・ゴリッラ)、Il Creano(イル・クレアーノ)それぞれのメンバーとしても活動中。